ココア味の夜から続く、細くて長い私の姿。どこまで歩けばいいんだろ。ひとり、描いてる。明るいはずなのに、いつも私はほほ笑みを知らない。はっきりと、今。見えるものがある。細くてやわらかい・・・。

「きゃーっ!!」

人の手!?どうして!?

「えっ!?ねみちゃん!?」

女の人?まだ頭がぼんやりしてる。

「なっ、なんで一緒?えっ?まさか?えっ・・・?」

まさか・・・?

「ちょっとみゅー!いつまで寝てんのよ!!!」

「ん・・・?」

フライパンで叩いたら。

「・・・いったぁー!!!」