「ミューズさんが教えてくれたこと・・・。やっと分かった」

「え・・・?」

「・・・恋すること」

「ねみ・・・」

「ミューズさんが私の先生で良かった・・・。孝太のこと、すきになれたもん」

「ほんと・・・?」

「うんっ、ほんとだよ。もー、孝太、何言ってるの?それに・・・」

「ん?」

「・・・それに・・・。最初に告白してくれたの・・・孝太だったでしょ?」

「あ・・・オレ・・・自分が恋しちゃった・・・?」

 それからはずっと、星空の下、私たちは笑いあってた。何度も、ありがとう・・・その言葉を送りながら。