「・・・だって、オレ、忙しいし・・・」

「あっ、桜田さん、さっき、ちょっとしわになってたやつあったから、直そか」

「ほんと?」

「・・・大体、ミチが、何でもしますから弟子にして下さいって言って・・・」

「ちゃんと伸ばしてから干したら、後がラクやからな」

「そうだね」

「って、オマエら、オレの話、聞けよ!」

「うわ、裏吹雪出たっ」

「孝太、怖い・・・」

「あ・・・ごめん、ねみ」

「えっ?オレは?ミチに、ごめんは?」

「美知くん、ごめんね。あたし、今日からがんばるっ!」