ずっと迷ってた・・・悩んでた・・・。だけど、ミューズさんを傷付けてしまうかもしれない。

「ねみ?」

「・・・嫌いにならない?」

「うん」

「怒らない?」

「うん、教えて」

ミューズさんは、優しすぎるの・・・。いつだって。

「私・・・」

「うん」

「月命日の度に、思い出すの・・・」

「彼のこと?」