ノクターン

殺してやりたい程ムカついた。



「お前らそれでも親なのかよ…。未来を産むだけ産んで終わりか!?だったら最初から産んだりすんじゃねぇよ!!」

「先生…!?」



やっちまった…。



「俺も捨てられた身だからわかるんです。俺には両親がいません。俺の存在が邪魔だったんだって、俺は生まれて来ちゃいけなかったんだって…。ずっとそう思って生きてきました。だから…。未来にはそんな思いはしてもらいたくなかった…。」



未来の両親はめちゃくちゃビックリしてる。



「先生は…。未来と…。」

「俺は未来を愛してます。少なくともあなた達よりは。」



その時、手術室の扉が開いた。



「未来は!?未来は大丈夫なんですか!?」

「最前は尽くしました。後は彼女が目を覚ますのを待つだけです。」



よかった…。



気付けば俺の目からは涙が流れてた。