「じゃあ一生来ないでください。」


「初音―!嘘だよ!一緒にラブラブしながら行こう」


はぁ。疲れる。でも


愛されてる感はあるから
いっか。


「お母さんおはよ。あと
宏太を毎日家に入れなくて良いから。」


「おはよう。なんでそんなひどい事言うの!宏太君
良い子じゃないの!」


「そーだよ。姉ちゃんは
贅沢すぎだよ。」


「愁はだまってご飯食べなさい!」


「うるさいな。宏太さんはこんなすぐ怒鳴る人のどこがいいんですか?」


何聞いてんだよ。


「んーそうだな」


答えようとするな!


「なんでも一生懸命なところかな。初音は、些細な事にでも一生懸命やるんだよ。それと鳴かせると良い声と良い表情をする」


何親の前でサラッと
“鳴かす”ととか言ってるの!?ばかじゃないの!


「あら―。そこまで行ってるのー?」


あらーじゃねぇ!!


親なら多少は注意しろ!


「まぁ避妊さえすれば
いいか!ね?愁 宏太君!」


「「そうだね」」