「あ、サクっ!」 入ってきたのはさっき代表挨拶をした 生徒会長だった。 通称:イケメン の人だ。 「おいサク。遅ぇぞ。」 生徒会長は急いで来たのか 少し額に汗を浮かべていた。 「うっせー。 俺も忙しいんだっての。」 透き通ったテノールの声がする。 でもさっきのよう丁寧語ではなく、 普通の高校生男子の喋り方だった。 まぁ、そうだよね。