え。それって……。


「毎朝、オレだけ朝練してんのってオカシイって思わない?

早起きするのなんて超つれーのに、なんのために頑張ってるかなんて中原は全然気づいてないだろ?

飛び込みは好きだけど、ここまでやるほど人生捧げてねーし。ただ誰かさんと二人っきりの時間を作りたいだけなのに」


いつもは望遠越しに見ていた、真剣な表情。


胸がギューってする。

キュンキュンって鳴ってる。


「ねぇ ダイバー、今のって……告白?」

「の以外に、なにがあんの?」


ふて腐れてるみたいな顔にだって、ときめいちゃうよ。