数日後、担任教師から、清水の就職先の変更を告げられた。
あの日嬉しそうだった理由は、もしかしたらこれだったのかもしれないが。
白タイツは、きっと新人歓迎会か何かで使うのだろうと思うようにしておいた。
だけど俺には、そんなものがどこに売ってるのかなんて、見当もつかなくて。
呪いのことはよくわからないが、解けたのならば良いのだろう。
相変わらず、無視されっぱなしな俺。
だって、しょーがねぇじゃん。
来ると思わなかったから気を抜いて食ってたってのに。
今度からは、玄関を開ける前に机の上を片付けようと誓った。
程なくして清水は、期末テストの答えを聞きに俺の家にやってきて。
テスト様々なのかもしれない。
しかし卒業される前に、何としても付き合わなければ、
ホントに俺は、用済みにされてしまう恐れもある。
なのに口説けば耳を引っ張られ、あんまり言うと無視されちゃうし。
どうしたもんかねぇ。
「ちょっと!
寝転がってないで、少しは手伝いなさいよ!!」
期末テストが終わり、すぐに冬休みになった。
俺の家に来た清水は、さすがに焦った様子で課題を広げてこちらを睨む。
「これ全部出さないと、あたし卒業出来ないじゃん!」
「…大変だねぇ。」
棒読みで言う俺に、清水は少し賢くなったのか瞳を潤ませて俺に抱きついてきた。
「…和樹だけが頼りなのぉ!
ねぇ、助けてよぉ!」
「―――ッ!」
わかっていても、この攻撃はかなり効く。
ここで折れてエッチしちゃえば、俺は強制的に手伝わされるんだろうしなぁ。
でも、この顔ヤバいしなぁ。
あの日嬉しそうだった理由は、もしかしたらこれだったのかもしれないが。
白タイツは、きっと新人歓迎会か何かで使うのだろうと思うようにしておいた。
だけど俺には、そんなものがどこに売ってるのかなんて、見当もつかなくて。
呪いのことはよくわからないが、解けたのならば良いのだろう。
相変わらず、無視されっぱなしな俺。
だって、しょーがねぇじゃん。
来ると思わなかったから気を抜いて食ってたってのに。
今度からは、玄関を開ける前に机の上を片付けようと誓った。
程なくして清水は、期末テストの答えを聞きに俺の家にやってきて。
テスト様々なのかもしれない。
しかし卒業される前に、何としても付き合わなければ、
ホントに俺は、用済みにされてしまう恐れもある。
なのに口説けば耳を引っ張られ、あんまり言うと無視されちゃうし。
どうしたもんかねぇ。
「ちょっと!
寝転がってないで、少しは手伝いなさいよ!!」
期末テストが終わり、すぐに冬休みになった。
俺の家に来た清水は、さすがに焦った様子で課題を広げてこちらを睨む。
「これ全部出さないと、あたし卒業出来ないじゃん!」
「…大変だねぇ。」
棒読みで言う俺に、清水は少し賢くなったのか瞳を潤ませて俺に抱きついてきた。
「…和樹だけが頼りなのぉ!
ねぇ、助けてよぉ!」
「―――ッ!」
わかっていても、この攻撃はかなり効く。
ここで折れてエッチしちゃえば、俺は強制的に手伝わされるんだろうしなぁ。
でも、この顔ヤバいしなぁ。