せんじとお別れをして 自分の教室に向かった 「おはよう 昨日はよく眠れた?」 「うん」 私は優奈に笑顔をかけた 「私ね考えたんだけど 恋次が大好きだけどこの思いは 心にしまう事にする」 「ヒナ……」 「でも諦めるってことではないよ? 私はまず恋次がこの苦しみから 解放が出来るように 最善のことは尽くす」 優奈は私の頭に手を置いた 「優奈…?」 「アンタ…強くなったね…」 優奈は私に微笑んでくれた