「さっきの言葉なしな…」 「えっ?」 無し… さっきの言葉は無し? 私が言った言葉 恋次が近寄って私に笑みをかけてくれた 「付き合ってください…」 「………」 「女子が告ってどうすんだよ… かっこわりぃじゃんか……」 コホンと咳払いをした 恋次は顔が真っ赤だった 「お願いしますっ!!」 私は勢いよく恋次に 頭を下げた 「おいおい…やめろよ…」 「私が恋次のお弁当 作るから… 毎日……作るから」