こうしてどんどん点がお互いに入って行く。 もう何回目かはわからないくらいにシュートを打ったときだった。 「颯斗くん、頑張って!」 って結菜の声が聞こえたんだ。 俺はそのシュートもちゃんと決めた。 結菜。 あそこで呼ぶなよ。 あのタイミングで呼んだら正直外すところだった。