でも、なんでなんだろう。 いつまでも目標であって欲しいからだろうか… やっぱり…置いていくことなんてできない。 元の輝きを取り戻して欲しい。 そう思うから… 「春先颯斗…俺はお前とバスケで闘う日、お前に勝てたら付き合ってくれって中西に頼みに行く。」 「え…」 やっぱり、春先颯斗は固まった。 俺の顔をじっと見つめる。 「春先颯斗、お前が勝ったら約束しろ。」 「…なにを?」 俺を見つめる目はやっぱり真っ暗だったけど、俺は一つの可能性にかけた。 「中西に記憶が戻ったことを言え。」