座「あぁ。実は昼頃にタマが俺の所に来て、爪立ててジャレ始めたんで、そのぬいぐるみを渡したんだ。」


『そうか、なるほど。
………ってなるかぁぁああ!!』


座「俺は何もしてねぇだろ。」


『したっつーか、原因だよね!!まさおをタマの遊び道具に仕立てたよね!?』


座「何言ってんだ。今に始まったことじゃないだろ」


『ぇ、それってまさか、前からまさおをタマの遊び道具にしてたってこと…?』


座「おう」


『おう、じゃないしぃぃいい!!まさおを何だと思ってるの!!』


座「ぬいぐるみだろ、ガキの遊び道具。」


『シャラァァップ!!』


座「お前が言えって言ったんだろ」


『まさおは私の癒しだったんだ!!まさおに謝れぇえ!!』


座「きもい、いい加減シバくぞ。てか、まさおってなんだよセンスの欠片もねぇよ」


『まさおは私の前世診断で出た名前なんだよ!!私の前世に謝れ!!』


座「お前が、こんな事に時間を無駄にしてしまった俺に謝れ。つーか、前世まさおって何だよ。」


『何でだよぉぉぉお!!まさおに謝れぇえ!!』


座「何で俺がぬいぐるみに謝らなきゃいけねぇんだよ。」


『まさおはただのぬいぐるみじゃない!!ゲーセンで運命の出会いを、ユーフォーキャッチャーで初めて取れたぬいぐるみなんだよ!!』


座「知るか」