『え、てか、お母さんに何て説明しよう!?見ず知らずの男が愛娘の部屋に転がり込むなんてっ』



真流は改めて事態の面倒さを把握する


座敷わらし「安心しろ。部屋主のお前以外見えないから、俺の姿。てか、自分で愛娘とか寒っ」



『くっ、無念…。』


座敷わらし「お前はそこで一生念仏でも唱えてな、ハゲ」


『や、何で念仏?何でハゲ!?私女性だよ?womanだよ!?』


座敷わらし「お前が女なんて誰が決めた?お前が女である必要がどこにある!?」


『お医者さんだよ!!正式に認められてるから、私女だから、女である必要があるないの問題じゃなくて女だから。』


座敷わらし「てめぇ世の中のオナベさんを全否定する気か!?」


『いや、私は自らの意志でも女だから。てかわらしが何でオナベの肩持ってんの?』



座敷わらし「てめっ、わらしって誰のことじゃぁぁぁあ!!」



『ちょ、いきなり話の流れ丸投げかい!!や、てかすぐ暴力に訴えるのは良くな…ぎゃぁぁぁぁぁあ…』