「純玲せんぱあい♪」

ピンクの派手な服。

どう見てもぶりっ子。


純玲はシンプルなワンピース。でも、とっても可愛らしい。


「果南先輩、今日ゎ可愛いですねえ」

こいつ・・・。わを強調させやがったよ。


今日ゎって!!

「大丈夫。果南のほうが新菜より学校で人気あるし。」

「興味ないわ。夏葵・・・それ。」


「母親がはりきった。」

「すっごくウケる!!」

だって、七三分けだし。制服みたいなのだし。


「果南、その服どこで買ったの?」

純玲がにっこにこの笑顔で聞いてくる。

「母親の手作りよ。」

あいつデザイナーだし。

「へえ~。果南先輩のお母様ってぇすごいんですねぇ。新菜にも作ってほしいなあ。」

「あたしも!!」