てがみ~未来への約束~

そんな私の後ろから、

羽村さんの甘い声が飛んできた。


「わかったよぉ。

 可愛い可愛い、

 つぐみちゃんの頼みだしね。

 ただし、ひとつだけ条件がある」


ドアノブにかけたばかりの手を

すっと放してもう一度振り返る。


「……条件?」


私の言葉に、

羽村さんはこくんと無邪気に頷く。