てがみ~未来への約束~

かーくんがそんな事、

するはずないのに。


ただの羽村さんの想像ってだけなのに。


反論しようと私が口を開いたのと

ほぼ同時だった。


かーくんが羽村さんの頬を

一発思い切り殴ったのだ。


その凄まじい音に、

全ての社員が固唾をのんで見守る。


頬を押さえて苦痛に

顔を歪める羽村さんが、

かーくんをキツく睨みつける。


そんな視線なんてものともせずに、

かーくんは静かに語り始めた。