自分から切り出した
「さようなら」

「大好き」と言えても
「愛してる」とは言えない

そう気づいたから…

側に誰かがいるって
凄く心地がよかった

あなたの温もりは
安心できて、
このまま愛し合えたらと
強く願っていた


初めての告白

「大切にするよ」
その言葉を信じて
OKを出した。

初めての彼氏

「大好き」の一言が
嬉しくて、くすぐったかった

初めてのキスの味

「レモン味なんて嘘だね」
そう言って笑いあった


それでも今は愛してない

淋しいときも、辛いときも、
あなたは側に
いてくれなかったから

作り笑いに
気づいてくれなかったから


あなたのことは今でも大好き

だからもう一度
愛の芽をください

また愛したいから

今度は枯らさないように
しっかり水をあげて…