僕のペット





「亜紀・・・。」


「真汰には かわいい彼女ができた。

 それまでに

 ちゃんと気持ち伝えられなかった

 わたしが悪いの。

 ほんとに ごめん・・・。」


「僕のほうこそ・・・

 亜紀の気持ちも知らないで・・・。

 ごめん・・・。


 でも これだけはわかってほしい。

 僕にとって 亜紀は

 ただの友達とか

 ただの幼馴染とかじゃなくて

 とても大事な存在なのは

 確かだから・・・。」