先輩を抱き起して 屋上に連れて行く そっと壁に寄り添わせて・・・ 自分の制服をかけた 「・・・すみません。 もう・・・傷つけませんから」 それだけしか、 言えなかったんだ 謝って許してもらえることじゃない でも謝ることしか出来ないから 最後まで、謝り続ける 「さよう、なら・・・」 それだけ言って 屋上から出る