お嬢様は執事様!





バラのアーチをくぐったり

螺旋階段を上がったり、



気分はとなりのト〇ロの“散歩”状態。



そして最後に長いながーい廊下を

歩いて1つのドアの前に止まった。




「ここが今日からあなたの部屋よ。」




ドアを開けなかへ入ると正面には

大きな窓があり、そこから見える

景色はまるで一枚の絵画のようだった。





窓の外には庭が広がっていて

青々とした芝生があり

色とりどりの花たちが咲き誇っていた。



なんて綺麗なお庭なんだろう…。



お花や芝生もそうとうガーデニングが

好きじゃないとここまで手入れは

できないはず…。




「とても綺麗なお庭ですね。」



「そうでしょ?

ばあやがいつも世話をしてくれるの。

よかったら庭でお茶しましょう?」




庭を眺める彼女の目は優しくて

本当にこの庭を

大切にしてるのがわかった。