お嬢様は執事様!





次の日…______




「…ぃっ、 おいっ!

いい加減に起きろっ!」



んー…誰よ

あたしの睡眠を邪魔するのは…



「あと5分…。」



「もう8時半だぞ。」



「ん?…はちじ はん? 8時半?!」



うっすら瞼をあけ、ベッドの脇に

置いてある目覚まし時計を見ると、

針は8時半をさしていた。




ち、遅刻だーっ!

今日は8時45分に集合なのにっ!




「なんで起こしてくれなかったのっ?

青山くんのバカーッ!」




「俺は何回も起こしただろーが。」



「嘘だぁー!」




今日は大切なお嬢様の家へいく

初日だってのに!



それに… 青山くん あ、大和も

昨日のことなんてなかったみたいに

普通だったし…。