お嬢様は執事様!





もちろんあたしは思考停止。

頭の中が真っ白になった。




「…んっ、ゃ、やめっ」

「いいから黙れ。」


大和の胸を押してもびくともしない。




自分の口から漏れる声が自分の物だと

信じたくなくて、

さらに、体温は上昇した。



「ふぁっ、…ゃまと 苦しっ…。」




色んな角度から降ってくる大和のキス。


それにあたしは立っているのが

精一杯だった。