お嬢様は執事様!





「でも、青山くんの部屋が

狭くなりますよ?」



「いーんだよ。こいつの部屋広いし。

な? 青山くぅん?」




「…く、 キモっ。 まぁ広いな。」




なんか暴言が聞こえたような。

いやでもあたしは負けないっ。





「ほらプライバシーとかありますよ?」

「俺は気にしない。」



「俺 いびきかくしー…(嘘だけど)。」

「俺もかく。」


「ひとりの方が落ち着きますし。」

「2人でも変わんない。」




あたしが必死に抵抗してるのに

青山くんは実にベストなアンサーを

返してくる。