お嬢様は執事様!





「3人とも芸能人だったのか?

だからこの前空港で囲まれてたんだろ?」




「たしかに昨日は空港にいたが

お前も空港にいたのか?」





答えてくれたのは青山くん。





「うん、昨日だったよ。」




「そうか… まぁ気にすんな。」





そう言って苦笑いする青山くん。

苦笑いさえ美しいよ…。




ま、青山くんも気にすんなて

言うことだし いっかー。





その時西園寺くんは

あたしの顔を見て何か考えてる

ようだったが、


あたしは全く気づかなかった。