「では梅さんは葵様が生まれたときから ここで働いていているんですか?」 「えぇ、葵様はとても好奇心旺盛で 使用人達も困っておりました。」 困ってるとは言ってるものの 梅さんは本当に葵様を 大切に思ってるみたいで… それからも葵様の幼少時代の話を 聞かせて貰ったりした。 「皆さん、葵様が 大好きなんですね!」 「ふふっ、はい 。 でもこの事を言ったら葵様は 調子に乗ってしまうので秘密ですよ?」 「はい、言いません。」 あたしがそう答えたとき、 キッチンのドアが開いた。