「会長、何でうちの大学に?」 「んー。特に意味はないけど 遥人とか詩織ちゃんが気になって」 ベンチの背もたれに あたしたちに背を向けて座った会長は 軽く笑った。 「最近、先輩…元気ないんです」 また、会長に相談してしまった。 会長はどこか話しやすい雰囲気がある。 だけど……あたし一人じゃ もうどうにもできない。 会長に頼るしか……。