先輩のバーカ…


バカバカバカバカバカ!!!




…結局、涙は止まらなかったけど。




食べ終わったお皿を


乱暴にキッチンのシンクに放り込んで


先輩の部屋とあたしの部屋の間の


厚い壁を、一回だけ強く叩いた。




気づけ、バカ……。












「…んぅ…」





あれ、あたし……寝てた?


気づいたらベッドだった。