目を開けると、あいつがじっと見ていた 「どうした?」 「いや、すごく長かったから寝ているのかなって」 「寝るわけねぇーよ、大事な人なんだから」 「ふふっ、そうだね」 帰ろっかとあいつが言って、いっしょに帰った 「ねぇ、颯」 「ん?」 「あたし考えてたことがあって…」 「なに?」 「学校と蝶華の格好を同じにしようかなって思って」