「りま…」 「ん?」 「ちょっと一緒に来て!!」 「え…ま、茉智ちゃん!?」 「お!?どこ行くんや!?」 「あんたは知らなくていいの!!」 羽柴くんの言葉に焦ったように返答すると、私の腕を引いて茉智ちゃんは走り出した。 「ど、どこ行くの!?」 「屋上!!」 そう言うと、スピードは緩めずに階段を駆け上がった。 ガチャッ… ブワッ!! 「わっ…」 屋上の扉を開けると、風が勢いよく吹き込んだ。 「今日も良い天気だね…」 「……そうね。」 温かいアスファルトの床に、2人で座って空を見上げた。