「いい?」


先輩は真剣な目であたしを見つめて言う。



あたしはよく少女漫画で読むような光景だななんて思っていた。


単純で純粋すぎた。


かるく頷いたら先輩からのキスがふってきた。



やさしくて溶けてしまいそうで…


先輩の唇はあたしの首を沿っていろんな場所に迫る。



先輩はいとも簡単にあたしの制服を脱がす。



恥ずかしさやドキドキでいっぱいで不安なんてなかったとおもう。


でもあたしの少しの反応に気がついて言ってくれる。



「大丈夫。やさしくするから…力ぬいて?」



「…ッうん…」



先輩の言葉は魔法の言葉だった。



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