「…………」 沈黙がつづいた。 里奈はずっと外?空をみてる。 「友哉?屋上行きたい。」 急に聞こえた声にびっくりした。 「でも大丈夫か?お前倒れたんだぞ?」 顔色がまだ治ってない。 「大丈夫。」 「はい。乗れ。」 「大丈夫だから。」 「はぁ。」 よしッ 俺は里奈をおんぶした。 軽いな… 里奈は何も言わない。 屋上に出ると空いちめんがあおぞらだった。 .