「決まり♪行こう♪青井さん♪」


一人の男の子があたしの腕を掴んできた…


「ちょッ…やめてよ…はなしてッ」


力が強い…


「は…なッして…」


あ…何…?

ぼやけてきた…
力がはいらないよ…



「里奈ッ!」



友哉……─


助けて─



「里奈ッ大丈夫?!」


誰?有里…?


!?


「あれ?ここはどこ…?」


「保健室だよ!里奈急に倒れたもん…よかった…よ…」


「倒れたんだ…」


─ガラッ


「青井さん、大丈夫?良く寝てたわね。」


保健室の先生が来た。


「はぁ…」


「ちゃんと寝て、栄養とらなきゃだめだからね。」



「はい…」


そういってすぐ先生は出て行った。


ほとんどほったらかしだよね…


まぁそこがいいけど…




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