いくつか言いたい事はあったものの、要さんを怒らせてしまうと後々が怖いので…… ここはひとまず退散。 今度は予定のない日に改めて着なおしてもらいましょう。 お嬢様は私達が部屋から出る前に背を向けた。 そういえば瑠璃様と大事な話をするとかで、一緒にいちゃダメとか念押しされたんでしたっけ。 それならなんでまた私にあの格好させたのですか……。 そう思いながらドアを閉めて部屋から出た。