その大和ナデシコが…






見かけキャバクラ嬢の美人女性になりスキップまじりに街を歩いていた





「夜の世界…私は今まで生きてきた世界とはまるで違う世界…」



ふと女性は足を止めた





かすかに上品なピアノの音が響く

黒いモダンな看板には

『scope BAR』


「…スコープ…"調べる"?」


その美しい音と

黒い外観と

黄色い優しい光がポツポツと幻想的にかがやくモダンなバーに




「"のぞく"?」



興味津々で女性は恐る恐るふみいれた