スコープ

「…………」


浦西はぴたりと止まった


「どうしたの?浦西。私はいいわよ。」





「…………なんで………………」



「え?」



「なんでそんなにあなたは軽いんですか!!!!」





「えっ!!」






浦西は美春から手を離した


そして呆然とした美春を起こした



「私は18であなたの執事になって十年あなたを見てきました」


美春はまだびっくりしたままだ


浦西は美春の大きく胸のあいたワンピースを見つめた



「あなたがこんな格好をして…私はほんとにほんとに心配致しました」

浦西は美春の頬を優しく撫でる


「私の素敵なお嬢様。あなたは全てにおいて軽率です。少しでもあなたに警戒していただきたかった。あなたのはじめてがこんなのであってはならないのに。あなたにわかって欲しかったのに…」

浦西はうなだれた