――――あんたなんてもういらないわ。




その言葉で目を覚ますと知らない場所。
周りを見渡しても見たことのない場所だった。



そうして気付く。


‶あぁ、僕は捨てられたんだ〟

…と。


首のところを見ると
ペンダントがあった。



よかった。
これだけは残ってて良かった。





…でもこれからどうしよう?




お金もない、見知らぬところ


僕は一人ぼっちになった。