母さんは帰ってくるなり僕の部屋を開けた。 『…あんたが死ねばよかったのよ!!』 叩かれた。 そして何か投げられた。 ほんの一瞬だったが母さんの心の声が耳に残った ‶大地が死んだ。〟 …と。 数秒たってから僕の目から一筋流れた。 そしてそれを合図にボロボロと零れ始めた。 ‶僕の唯一の味方が…家族が…。〟