小さなラブレター。



「ちゃんと、聞きたいんだけど?」
「うっ………」
「じゃないと、返事できないから。」
「……………わ、私…です。」


気づけば、目で追ってて。
君のことを知っていく度に、惹かれてて。
あのラブレターの送り主が誰なのか、確信した時。


気づいたんだ、自分の気持ちに。


「俺も月島のことが、好きだから。」


泣きながら、真っ赤な顔で笑う君が、愛しい。


「わ…私も、蓮見くんのことが好きです…」




ラブレターから
通じた想い。