歌姫はギタリストに恋をする゚*。

「ああ…仕事復帰のこととか、色々社長と話してくるよ」

「もう仕事の話?早くない?」



今日、退院したばかりだよ?

医者はしばらく安静にしてるように言ってたらしいし…

しばらくは定期的に、病院に通院しなきゃならないんだよね。




「心配だな…私・・」


心の声が、口から自然に漏れてしまった…





「俺は早く仕事がしたい。早くギターが弾きたい…」

「慶・・」


小さな声で言う慶。

でも力強い口調だ。






「お前のうしろで、ギター弾きてえよ…」

「・・・!」


少し私から離れると、慶は私を真っ直ぐ見つめ、そう言って微笑んだ。

私はそれ以上、なにも言えなかった。


慶のその言葉を聞いて、

慶の決心は固いんだと思ったから。




なにより…


慶のその言葉が本当に嬉しかった・・






慶、おかえり。