歌姫はギタリストに恋をする゚*。

「わ…笑うなんてひどいっ」

「いや、笑うだろ」

「おかしくなんかないでしょっ」

「じゃあ笑わせてやる」

「っ!!」


慶が私の服を脱がし始めた。







「…病み上がりのくせに・・」

「“病み上がり”だからだよ」

「バカ」

「いやに余裕だな」

「別に怖くないもん…恥ずかしいだけで」

「ふうん」



ぱ…さ……




着ていたマキシ丈のワンピースを、全て脱がされた。


恥ずかしい。

でも、全然嫌じゃない。


むしろ嬉しいの。

慶と肌を触れあえるなんて…本当に嬉しい。




ス…


慶が私の肌に触れた。




くすぐったいような…

むずむずするような…


不思議な感覚。