そのあとは、慶と都内の和食レストランで夕飯を食べて、

二人で自宅へ帰って、久しぶりに慶の胸の中で眠った…



今はJINくんのことは、なにも考えてない。

だけどそれは今だけ。



きっと、慶と離れて仕事に行けば…

またJINくんのことを考えてしまうだろう…


それは仕方がないことだ。



慶はJINくんのこと気にするなって言ったけど…

それは無理だと思う。



ただ、

今だけは忘れさせて…



せめて、愛しい人の胸の中だけは…