私の髪をくしゃくしゃと撫でる慶。

慶とおそろいでかけいているサングラスが、少しずれた。




「本当気にすんなよ。それよりも、夕飯なに食う?なんか食いたいのある?」

「…そうだなあ・・和食?とか」

「……鍋とかどう?」

「いいね♪ついでに、お刺身も」

「了解」


慶はそう言ってタバコを消して、サングラスをくいと上げた。




JINくんのことは、もう気にするのはよそう。

と、いうか…慶のためにも、気にしちゃいけなんだ。