歌姫はギタリストに恋をする゚*。


二人は平然とした態度、表情を保っているが、

私からしたら、その態度がうさんくさくて笑いそうになる。




「sAra. さん」




「は、はい」


やば。

ボーッとしちゃった!


今ライブ中なんだから、集中集中っ




「始まりましたね、ツアーが」


紅が私に、笑顔でそう振った。




「始まりましたね!」

「どうですか?」


健二が、得意気な顔をして言う。





「やっとツアーが始まったって感じで…みんなに会えて嬉しいです」

『きゃーー』


私がそう言うと、会場からは声援と拍手が起こった。


私は照れながら、笑顔を返す。