歌姫はギタリストに恋をする゚*。

私も、ずっと待ってたよ。




「sAra. ちゃん、そろそろ…」



「うん…」


隣にいたスタッフが、私を板のような器具に乗せる。

私が乗ったこの器具を上に持ち上げると、中央のステージの下から私が出てくる仕組みになっている。


慶のソロが終わったと同時に、私が現れる演出。





~♪~……




今だ!






『ーーーー♪ー♪♪』



『きゃ~~~~~~~』

『sAra. ーーー!』