歌姫はギタリストに恋をする゚*。

私はすぐに慶に返事を打った。


乗っている車が、高速に入り、都内の街のビルたちの夜景がなんともきれい…

早く慶に会いたい…









ピッ


マッスーたちに、自宅まで送ってもらい、自宅のマンションのボタン式のキーを開けた。

そしてエレベーターに乗り、足早に部屋に向かう。





ガチャ

ガチャガチャ



♪♪♪~



「!!!」



鍵を開け、部屋に入ると…

リビングの方からギターの音がする。


私は玄関で雑に靴を脱ぎ捨て、リビングへ走る。






「ただいまっ」

「…よお」



私の慌てた登場に、ちょっと驚いている慶。

慶はギターを持ち、楽譜を広げていた。




「どうした?なんかあった?」