男と女の出逢いは特別なんかじゃない。 俺には彼女こそが特別であり、出逢いを特別な物にする為の未来を考えただけだ。 安いネックレスに無邪気に喜ぶ彼女を見て、“いつか”を考え、口にした言葉……。 ─結婚しよう。 その言葉を最後に、彼女は俺の前から消え、切り取られた時間の全てを見つけた。