「……………」 リリスは自分の腕へ手を伸ばすと、銀色のブレスレットを外した。 そしてもう一度、クロアの方へ腕を差し出す。 「……………いいの?」 クロアの遠慮がちな問い掛けに、迷わず頷くと、 そっと、私の手首に金色のブレスレットがつけられた。 シャラ… と澄んだ音を立てて、肌の上を冷たい感触が滑る。