モヤシ男・最終章~最愛なる君へ~

「ありがとう。少し気が楽になってきたよ。」



「ホントですか?良かった☆キャハ☆」

いつもの笑顔が2人に戻った




「少しずつでも良いじゃないですか。ニラレバ男さんの事は、一生忘れないようにしましょうね。」


「…そうだね。」



「そろそろ帰りましょうか。」



モヤシ女は、立ち上がり俺の腕を掴んだ。



「一応病人なんですから。」



「ただ、俺に触れたいだけじゃないだろなー」



「そ、そ、そんな事ありませんよ。」



図星だな・・・



こうして、俺達は病院へ帰って行った。